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【東北復興に対する私たちのアプローチ~働くことは生きること~仕事という希望を積み上げる②】

2013.07.23

こんにちは。ソーシャルビジネス・ネットワーク事務局の石井です。今日も朝から暑いですね。こんな日は、よく冷えた陸前高田の自根キュウリに美味しい塩を振って、ぽりっといきたいところです。

昨日は、私たちの東北復興支援に対する関わり方として、「仕事という希望を積み上げる」というアプローチを選択していることをご紹介しましたが、その活動について、具体的にご紹介させてしたいと思います。

被災地に仕事をつくる・・・。その資金源として、内閣府の交付金である「復興支援型地域社会雇用創造事業」を活用することにしました。これは被災地での社会的事業の創出を支援する団体に交付されるものです。

この交付金を活動資金とし、昨年度、ビジネスプランコンペやハンズオン支援をし、60社の社会的事業が生み出されることとなりました。

ハンズオン支援では、弊団体の理事を務めてくださっている池内タオル株式会社代表取締役社長の池内計司さんと、評議員を務めてくださっている株式会社四万十ドラマ代表取締役の畦地履正さんに、多大なご支援をいただきました。ありがとうございました。

さて60社の社会的事業ですが、例えば、陸前高田で作られた葡萄を原料にした石鹸の開発・販売、日本初の単独型訪問リハビリテーション事業の展開、一人暮らしの老人のためのカフェの運営など様々です。

そしてとても嬉しいことに、若い方が数多く活躍しています。中には陸前高田市出身の方が、震災をきっかけに、ふるさとをなんとかしたいという想いからUターンして起業したというケースもあります。

起業した方々が、とても素敵に仕事をしている様子を見て、さらに若い方々が「自分も」となっていくことで、希望がつながり、豊かなまちの復興が果たされれば嬉しいです。

この活動を通じて、若者ががんばってくれている、日本も捨てたものではないと、逆に元気をいただきました。

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