国土交通省「地域づくり支援事業」2月活動報告

●●地域づくり支援事業 2月活動報告●●

一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワークが受託している「国土交通省 地域づくり支援事業」において、東北復興に向けてSBNとして活動している様々な活動を紹介していきます。

2月に実施した事業について以下にまとめました。

 

1.ブランドコンセプトワークショップ(第1回:2月13日、第2回:2月29日)

陸前高田らしいと会社名としても用いた(※「なつかしい未来創造株式会社」)「なつかしい未来」というコンセプトを陸前高田市内外に発信していくための商品・サービスをうみだすことをゴールとしたワークショップを2回に渡って開催しました。

地元陸前高田の方々約20名、そして陸前高田市外、主に東京からですが遠くは今治から池内タオル社長、大学生やデザイナー、バイオマスエネルギーの専門家などなど、ソーシャルビジネス・ネットワークの方々をはじめ約10名にご参加いただき、合計30名規模での実施となりました。

SBN服部・中野はコーディネーターとして、本ワークショップの企画・運営サポートおよびSBN関係者や地元事業者等の参加者との事前・事後連絡調整等に携わりました。
  詳細: 20120213_コンセプトWS

        20120229_コンセプトWS

 

2.なつかしい未来創造株式会社 役員会(2月14日)

2月14日、陸前高田市における復興まちづくり会社「なつかしい未来創造株式会社」の役員会を開催しました。

SBN服部・中野はコーディネーターとして、会議運営のサポートおよび、地域ニーズを踏まえた復興計画についての事業計画策定サポートに携わっています。
  詳細:20120214_なつかしい未来創造役員会 

 

3.まちづくり事業開発プログラム(ソーシャルビジネス経営塾)(2月17日~19日@陸前高田)

2月17日~19日の3日間にわたり、復興に向け持続的な事業を進めて産業復興に取り組む事業を生み出し、具体的な戦術・戦略・事業計画を検討する事業開発プログラム(ソーシャルビジネス経営塾)を開催しました。被災地での起業・事業化を考えている若者や、東京での復興関連新規事業開発を目指す方々13名で、新規事業開発について議論を重ねました。

SBN服部・中野・飯石はコーディネーターとして、本プログラムの企画・運営サポートおよび地元参加者、協力者との連絡調整に携わりました。
  詳細:20120217-19_まちづくり事業開発プログラム 

 

4.宿泊事業 打ち合わせ(2月18日@京都)

 2月18日、現在建設を検討している「なつかしい未来ロッジ」についての具体的なスケジュール、資金調達の戦略などについて検討する打ち合わせを実施しました。

SBN桑原はコーディネーターとして本事業における企画・関係者との連絡調整及び地元事業者、自治体関係者等との連絡調整に携わっています。
  詳細:20120218_宿泊事業打合せ 

 

5.生命環境産業振興協議会 定例会 (2月27日) 

 2月27日、生命環境産業振興協議会の2月例会を開催しました。このたび、陸前高田市主催で産業復興のための「連絡会」が開かれることとなり、わが協議会もそちらに出席していくこと、どのような場にしたいかについて議論しました。

SBN服部・中野はコーディネーターとして、本協議会の企画・運営サポートおよびSBN関係者や地元事業者等の参加者との事前・事後連絡調整等に携わりました。
  詳細:20120227_生命環境産業振興協議会 

 

6.第1回 陸前高田市産業復興連絡協議会(2月27日@陸前高田)

2月27日に「第1回 陸前高田市産業復興連絡協議会」が市庁舎で開催されました。

この会は陸前高田市が主催するもので、個別に進んでいる産業復興の動きについて、情報を共有しながらそれぞれの団体が互いの動きを把握しながら進んでいくこと、連係ができる部分があればつながりながらまち全体の動きにしていくことを目的に立ちあげられました。

陸前高田商工会さんや、陸前高田地域振興株式会社さん、市内で医療面での支援をされているロッツさんとともに、「生命環境産業振興協議会」としても出席いたしました。

第1回目は、各団体の現在の活動についての情報共有が主です。

商工会さんは商工業の復興のプロジェクトについて、地域振興さんは水産業を中心とした事業展開、宿泊施設復旧の動きについてロッツさんは訪問型の医療サービスについての活動を報告されました。

生命環境産業振興協議会としては、自然エネルギーや木材の有効活用についての活動や伝統技術を継承していく活動について報告しました。

その後、エネルギー事業についての意見交換や、雇用の問題(現在市内で職を求めている人の人数1,000人)、復興特区について協議され、2時間はあっという間に過ぎ、その後の懇親会で個別に話は続きました。

1回目をうけ、今後、この場をどう有効に進めていくか市とも相談しつつ、月1回ペースで定期的に実施していく計画です。

SBN服部・中野はコーディネーターとして、本協議会の企画・運営サポートおよびSBN関係者や地元事業者や自治体関係者との事前・事後連絡調整等に携わりました。
  詳細:20120227_陸前高田市産業復興連絡協議会 

 

 

第4回障がい者雇用(20大雇用)研究会のご案内(3/16)

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▼一般社団法人 ソーシャルビジネス・ネットワーク主催
 (協力:株式会社アイエスエフネット)
<第4回障がい者雇用(20大雇用)研究会>
~居場所と出番をもって現場で働く人の声を聞き
誰もが当たり前に働ける社会作りを考える~
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障がい者、ニート、ひきこもり、DV被害者など、社会での就労が困難な人が当たり前に生活し、働くことができる社会作りを考える「障害者雇用(20大雇用)研究会」。

第1回・第2回では、就労困難な人がどのような現状に置かれているのか、それを企業や社会はどのように受け止め、実践しているかについて、実際の事例を交えながら議論をしてきました。そして第3回研究会では、実際に現場で就労しているスタッフの方にお越し頂き、リアルなお話を頂くとともに、後半にはグループでのディスカッションを実施し、当事者、支援者、企業等様々な立場から「就労困難な方の居場所と出番作り」について意見交換を致しました。

そして第4回では、現在就労困難な方の雇用に取り組んでいる、あるいは取り組みを始めようとしている2つの事例を紹介しながら、実際に就労困難な方を受け入れ、共に働く環境を作っていくにはどのような壁・困難があるのかを議論します。全3回での実施内容を踏まえた上での新たな議論ができればと考えております。

自社での就労困難な方の居場所と出番作りに関心のある方、どのようなプロセスで実践していけばよいのか検討中の方々、是非お越しください!

※20大雇用(アイエスエフネットグループ)
2011年11月から以下の、従来では働く事に制限があると考えられていた方々へ対して、雇用の場を創造して参ります。
   1:ニート・フリーター
   2:FDM(注)
   3:ワーキングプア(働く時間に制約のある方)
   4:引きこもり
   5:シニア
   6:ボーダーライン(軽度な障がいで障がい者手帳を不所持の方)
   7:DV被害者
   8:難民
   9:ホームレス
 10:小児がん経験者
 11:ユニークフェイス(見た目がユニークな方)
 12:感染症
 13:麻薬・アルコール等中毒経験者
 14:性同一性障害
 15:養護施設等出身の方
 16:犯罪歴のある方
 17:三大疾病
 18:若年性認知症
 19:内臓疾患
 20:その他就労困難な方

 ※お申込み:https://ssl.form-mailer.jp/fms/4506e8ab175096

 ◇日時:2012年3月16日(金)18:00~20:00(受付17:30~)

 ◇定員:40人

 ◇会場:アイエスエフネットサポートトレーニングセンター
  〒107-0052 東京都港区赤坂7-1-16 日本生命赤坂第二ビル3階
  東京メトロ 銀座線・半蔵門線・大江戸線 「青山一丁目駅」4番出口より徒歩6分

 

◇ゲストスピーカー
樋口 健二氏(株式会社ビーテック 代表取締役) 
http://www.b-tech-o.com/ 
1968年東京都出身。大学卒業後、建築職人として一般住宅から民間マンション、公共工事の現場に携わる。数多くの現場を経験するうち、業者主導・顧客不在で進行する住宅建築の現状を知り、業務品質・顧客満足度向上の重要性を実感する。

独立後、建築・リフォーム会社「しあわせ設計」の家を設立。徹底した「顧客満足経営」が評価され、(社)全国優良住宅協議会主催の「全国優良工務店100社選定店」「全国約100社 住宅リフォーム顧客満足会社認定店」に選出される。INAX、東京ガス、トステム、永大産業、三菱商事等が共同出資する㈱ホームクリップ業務品質認定委員会では、住宅リフォーム業務品質認定審査員を務めている。

大門 徹(株式会社エイチ・アイ・エス 本社総務グループ 総務チーム チームリーダー)
www.his-j.com/
入社後、本社総務部に配属。人事・総務・店舗出店など多岐に渡る業務を経験。その後、トラベルワンダーランド新宿営業所にて本業である海外旅行販売のオペレーター業務に従事したあと、国内旅行部門の責任者などを経て、現在の総務チーム配属に至る。総務チームでは、株主総会など主業務の他、コスト削減や生産性向上に取り組んでいる。

◇スピーカー
海津 歩氏(株式会社スワン 代表取締役社長)
http://www.swanbakery.jp/
1960年東京都生まれ。1985年、アルバイトからヤマト運輸に入社。世田谷の営業所に所長として就任した当時から、様々なアイディアを実行し、業績を上げる。以来、各地の営業所長、支店長を歴任。宅急便の業務改革に取り組む2005年「スワンベーカリー」を経営する株式会社スワンを、小倉会長亡きあとに引き継ぎ、代表取締役社長に就任。内閣府の総理大臣直轄プロジェクトメンバーとして各大学等での講演他、国内外の社会企業の国際会議に多数出席。

渡邉 幸義氏(株式会社アイエスエフネット 代表取締役)
http://www.isfnet.co.jp/
1963年、静岡県生まれ。武蔵工業大学機械工学科(現、東京都市大学)を卒業し、日本ディジタルイクィップメント(現、日本HP)入社。2000年1月にITネットワークエンジニアの育成・派遣会社(株)アイエスエフネットを創業し、代表取締役に就任。会社はIT業界の“風雲児”的存在として、創業以来、7年連続の前年比120~200%成長を続けている。著者に「『未来ノート』で道は開ける」、「社員みんながやさしくなった」「会社は家族 社長は親」がある。

◇ファシリテーター:
谷口奈保子氏(NPO法人ぱれっと理事長/SBN副代表理事)
http://www.npo-palette.or.jp/
NPO法人ぱれっと創設者。現理事長並びに「ぱれっとインターナショナル・ジャパン」代表。1983年に「ぱれっと」を設立して以来、東京・恵比寿で障害者が地域であたり前に働き、暮らし、楽しむ為の5つの拠点を創り出してきた。2010年4月、6つ目の拠点となる障害者と健常者が共同で暮らす家「ぱれっとの家 いこっと」が完成。2002年「ヤマト福祉財団賞」を受賞。2006年11月「糸賀一雄記念賞」受賞。著書に「福祉に、発想の転換を!~NPO法人ぱれっとの挑戦~」がある。

◇参加費:
SBN会員 会員A(一般):1000円、会員B(学生):500円
 非会員 一般:3000円、学生:1500円 

◇詳細:https://socialbusiness-net.com/contents/news648

◇お申込み: https://ssl.form-mailer.jp/fms/4506e8ab175096

◇チラシ:

第4回障がい者雇用研究会告知_Ver1.0

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