第1回「“ユニバーサル就労”という新たな働き方を考える」 7月29日(火)参加者募集

「みんなの働きたい!応援ゼミナール」
第1回「“ユニバーサル就労”という新たな働き方を考える」

 

就労困難者の働き方の最新事例をさまざまな角度から考える連続セミナー(全3回)を開催します。
ゲストスピーカーの講義と参加者同士の対話を通して、具体的な課題解決のヒントを探りましょう。

 

あなたの職場は誰にとっても働きやすいところでしょうか?「誰」には、障がい者、引きこもり、難民など、就労が困難な事情を抱える人が含まれていますか?

障がい者の法定雇用率が引き上げられ、中小企業にもその義務が課せられるなど、障がい者の雇用を後押しする法整備が進んでいますが、その分、初めて障がい者雇用に直面し、戸惑う事業者の声も聞こえてきます。

一方で、働きたくても働けないのは「障がい者」だけではありません。さまざまな「働きにくさ」を抱えて仕事に就けず、経済的に苦しい立場を強いられている人も大勢います。にもかかわらず、問題が可視化されていないため、解決方法が共有されていないのが現状です。

そこで、就労困難者の雇用に関する最新事例を学ぶため、さまざまな現場で活躍するゲストスピーカーを囲んだ勉強会を開催することにしました。「就労困難者を雇いたいが、人材活用に不安がある」「同じような課題を抱える他社・他団体の人と情報交換したい」といった声に応えられる場にできればと思います。ご参加お待ちしています!

■日時:2014年7月29日(火)19:00~21:00
■内容:
・講演、質疑応答
・意見交換
*終了後、1時間程度の懇親会を予定しています。(懇親会は任意参加です)


ゲストスピーカー
:池田徹さん(社会福祉法人生活クラブ風の村 理事長)

 

1951年富山市生まれ。生活クラブ生協千葉理事長を経て現職。高齢者介護、障がい児者支援、保育・児童養護など幅広く事業展開、「誰一人として孤立させない地域づくりとしての地域包括ケア」の仕組みづくりに取り組んでいる。自身は1級の身体障害者で、週4回自宅で人工透析を行っている。日本二分脊椎症協会千葉支部、千葉腎友会、千葉市オストミー協会会員。

 

 

 

  

■対象:
・障がい者雇用に関心のある方
・就労困難者の支援に関心のある方
・働き方の多様性に関心のある方
・働く場づくりに関心のある方
学生、社会人、・就労困難者及びそのご家族など、立場は問わず広くご参加をお待ちしております。

■定員:20名(先着順)

■参加費:SBN会員:1,000円 SBN非会員:1,500円(当日お支払いください)
(SBN入会のご案内はこちら

■会場:ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)事務所
東京都港区南青山1-20-15 ROCK 1st 3階(地下鉄千代田線 乃木坂駅 3番出口より徒歩3分)
*地図、アクセスはこちら 

 ■申し込み:
お名前とご所属をご記入の上、メールで以下のフォームよりお申し込みください。(先着順となります。ご了承ください)
フォームはこちら 
(電話、FAXでの申込みを希望される場合は、以下問合せ先にご連絡ください)

■問合せ先:
ソーシャルビジネス・ネットワーク事務局
TEL 03-6820-6300    FAX 03-5775-7671
E-mail hatarakikata@sb-network.sakura.ne.jp
主催:ソーシャルビジネス・ネットワーク 働き方委員会

<働き方委員会とは?> 「就労困難者の働き方」に問題意識を持つ社会人や学生で構成される学びと実践の場。ソーシャルビジネス・ネットワークの活動の一環として2013年9月に発足。「働くことに困難を抱える人の課題解決を通じて、当事者だけでなく、雇用者・支援者を含め、誰にとっても生きたい・働きたい環境を実現する」ことをビジョンに掲げ、さまざまな関係者を巻き込みながら、課題解決に向けた活動を展開していきます。メンバーを随時募集中です。ご参加希望の方は上記の問合せ先までご連絡ください。ぜひご一緒に!

【レポート】『社会事業家100人インタビュー』沖縄リサイクル運動市民の会 古我知浩 氏

第29回『社会事業家100人インタビュー』
「先輩社会事業家のビジネスモデルを学ぶ」

2014年5月28日(水) 19時~21時
於:(般社)ソーシャルビジネス・ネットワーク 会議室

ゲスト:古我知浩さん 沖縄リサイクル運動市民の会 代表、(特)エコ・ビジョン沖縄 理事長

 

 

<プロフィール>

沖縄生まれの沖縄育ち。学生時代にシルクロードやヨーロッパを放浪し、世界の貧富の差を実感。1983年に沖縄リサイクル運動市民の会設立に参画、翌年代表に就任。県内各地でのフリーマーケットの開催や不用品データバンクの開設等、市民が不用品を活かす場をつくり続けてきた。那覇市での月1回の「フリーマーケットinパレットくもじ」の定期開催は11年間(通算130回)に及んだ。そのほか有機農産物販売や資源回収事業者によるリサイクル事業組合設立の支援、那覇市NPO活動支援センターの運営等、多岐にわたる事業を展開。また、子どもたちが自分で考えることを目的に、環境教育プログラムの「買い物ゲーム」を考案。環境学習支援サービス実施体制を構築し、学校で出前授業を続けている。95年には、食品循環養豚プロジェクト「くいまーる」を立ち上げ、食品残渣の飼料化・堆肥化のサービスを事業化し、「くいまーる事業協同組合」を設立した。(独法)国際協力機構(JICA)の委託事業では、途上国への廃棄物管理の技術支援にも取り組んでいる。

 

<今回のインタビューのポイント>(川北)

 古我知さんは、30年以上にわたって、沖縄で環境問題解決へのさまざまな取り組みを進めてきた。地域密着のエキスパートだけが持つノウハウや具体的手法は、現在発展途上の国々に移転され、着実に根付き始めている。自分の団体だけで進めるのではなく、時間がかかっても、外部のリソースを活用し、ステークホルダーを巻き込み、人材育成しながら、事業として成り立つようデザインしていくヒントを得てほしい。

 

那覇市の「ゴミ非常事態」に、市民として向き合う

80年代初め、市民がゴミ出しのルールを守らず、分別しないまま毎日出したり、ゴミ集積場でないところに捨てたりするので、野良犬や野良猫がゴミを荒らす、歩道が通れなくなるなどの状況が市内各地で発生していました。ゴミが多すぎて焼却が間に合わないため、そのまま最終処分場に埋め立てた結果、害虫の大量発生や汚水の流出、ひどい悪臭などによって、近隣住民による抗議運動がおこっていましたが、行政はなかなか重い腰を上げません。そこで、市民の立場でこの問題に取り組みたいと思い幾つかのプロジェクトを立ち上げました。

沖縄リサイクル運動市民の会(以下、沖リ)を設立した当時(83年)は、環境問題に取り組むことが事業として成り立つとは考えられておらず、周りの人からは「政治家になりたいのか?」「公務員になったら?」などと言われました。自分としてはそんな気持ちはまったくなく、おかしいなと思ったことを、できる範囲でやりながら食べていければ、もしかして幸せになれるかもと思っただけです。ただし(余暇の活動としてではなく)最初から本業として取り組んだので、事業としてまわしていけるようにしなければという意識はいつもありました。

沖リのミッションは、「エコロジカルな市民社会の創造」。環境問題をはじめ、課題に気付いた市民自らが提案し、解決のために動ける社会をつくりたかったのです。そこで、学生や主婦のボランティアによる、各家庭から出されるゴミの量と内容調査、フリーマーケットの開催、資源回収、レジ袋削減プロジェクトなどにどんどん取り組んでいきました。90年代初め、自治体による資源回収はまだ実施されておらず、行政に相談しても「燃える・燃えないの分別もできないのに、資源回収をやるなんて、10年はやい!」と言われたものです。

 

食品循環養豚プロジェクト「くいまーる」に立ちはだかった4つの壁

ゴミ調査の結果、家庭や店舗から出る生ゴミが、ゴミ全体の3割以上を占めていることがわかりました。また、賞味期限が過ぎたという理由で、さっきまで売り場の棚に並んでいた食品が大量廃棄されている状況を目にし、食料自給率が低い日本でこのようなことはあってはならないと強く感じました。そこで考えたのが、食品循環養豚プロジェクト「くいまーる」です。商店街やスーパーの店舗から出た生ゴミを分別・回収し、飼料化して豚を育て、豚肉として販売するというアイディアは素晴らしいと思ったのですが、事業化には4つの壁が立ちはだかりました。

(1)利害関係者から協力を断られた…

関係者に協力をお願いしにいったところ、お店の人からは「商売でやってるんだから、ゴミ分別にさける人手なんかないよ」、収集業者からは「分別して収集するなんて、コストがかかりすぎてダメ」、畜産業者からは「肥育がたいへんだし、生ゴミで育てた豚は売れない」と、ことごとく協力を断られてしまいました。この事業は沖リ単体ではできないので、リサイクルの環を完結させるには利害関係者の協力が不可欠です。そこで、あきらめず何度も通って説明し、協力をお願いしました。結局、この「説得」には1年半ほどかかりましたが、徐々に「実験的になら協力してもいい」という了承を得ることに成功したのです。

(2)お店での生ゴミ分別のシステムづくりに苦労…

 スーパーのパートさんたちに生ゴミ分別をお願いするのですが、言っただけでうまくまわるはずがありません。どうやったら集めやすいか、分けやすいかなど、具体的な作業の流れを、現場でパートさんたちと一緒に考えながらつくっていく必要があります。そこで、何度もスーパーに通って作業を手伝いながら、少しずつ分別システムを確立していきました。

(3)飼料化の機器製造・開発に試行錯誤…

 生ゴミを飼料化するための機械も、一から開発しなければなりませんでした。県の助成金を活用し、この事業に興味を持ってくださった大学の先生や環境コンサルタントの方に、専門的な部分について協力いただき、機器の製造は、地元の鉄工所の方にお願いしました。多くの方の協力を得て、はじめは失敗続きでしたが、安全性・栄養面でも問題がない飼料を、安定的に製造できるようになりました。

(4)社会実験を事業にするハードルが高い…

 実験から事業にするには、超えなければならないハードルがいくつもありました。まず事業協同組合をつくり、関係者のネットワークを構築しましたが、省庁からは、廃棄物処理法・畜産法・食品リサイクル法等、法律への適合も要請されましたし、この事業によって悪影響を被る企業から妨害を受けることもありました。

 もともと、食べ物のリサイクルは非常にむずかしいといわれており、「くいまーる」のように、リサイクルの環を完結させる取り組みは、その当時はまだありませんでした。沖リに本プロジェクトに必要な専門的な知識がなかったこともありますが、あらゆる面で、外部のプロフェッショナルの方々から協力を得て進めていきました。事務局として、資金調達や利害調整など、たいへんなこともありましたが、事業化への道筋を早い段階でつけるという意味では、最初から外部を巻き込めたことはよかったと思います。

 「買い物ゲーム」で、環境マインドの醸成と人材育成を

 ゴミの出し方のマナーもそうですが、大人になってから啓発するのではなく、子どもの時から環境への意識を高める必要性を痛感し、体験型環境学習プログラム出前授業「買い物ゲーム」(注)を開発しました。99年の開始以来、国内外の約3万人が体験しています。

(注)詳しくはウェブサイトを参照。http://www.ryucom.ne.jp/users/kuru2/kaimono/001.htm

このゲームは、5~6人のグループに分かれて、カレーをつくることを想定し、教室の後ろに設置した模擬店舗でカレーに必要な材料を人数分買い揃えるところから始まります。この段階では、お釣りの多いグループが勝者です。続いて、材料についてくる容器や包装に着目し、ゴミと食べものを分けてみます。おつりからゴミ処理の費用を引いた残額が多いグループが、最終的な勝者になります。さらに、ゴミの量や質、処理方法やそれにかかる費用、環境への影響を知り、ゴミを減らすための工夫を考えて発表するという90分のプログラムです。

出前授業のスタッフは毎年公募していて、環境教育に関心のある人や子ども関係の活動に興味を持つ人が集まります。小学生の時に「買い物ゲーム」を体験した人が教える側になるという「人材の循環」も生まれてきました。大体いつも、ちょっと様子を見ようという人が9割、とてもやる気のある人が1割という感じです。この1割が誰なのかを素早く見抜き、育てることが大事です。人材育成という面では、モチベーションの維持が重要ですが、常に次のステップを見せて、段階を踏んで違うことに挑戦してもらえるように心がけています。私は、ヒントは出しますし、相談にも応じますが、答えを示すことはほとんどありません。結果的に、指示待ちではなく、「自分で考える人」が残ります。

この「買い物ゲーム」スタッフ体験がきっかけで、沖リの常勤職員になったり、他の環境団体を立ち上げたりする人もいます。ただし、沖リの職員になったとしても、「ここで一生」とは考えないよう、卒業を前提に各自のキャリアを考えるよう促しています。

 

海外へのノウハウ移転と国内の若者支援

現在、JICAの専門員として、国内で積み重ねてきた活動を海外展開しています。現地の行政やNGOと協力して、マレーシアでは買い物ゲームの普及、ベトナムでは行政のゴミ処理計画づくりへの協力、トンガではリサイクルビジネスの支援などを進めており、日本で試行錯誤しつつ進めてきたすべての経験が生きていると感じます。国ごとに状況は異なるので、画一的なメソッドの押しつけではなく、まずは足りないものを見つけ、補うための手法を考えながら、柔軟に対応していきます。

国内では今後、若者の、特にメンタル面の支援を進めていきたいです。特定非営利活動促進法制定以来、団体運営をきちんとしなければというプレッシャーによって、「モノ・コトを拡げていこう!」というような、当初持っていたパワーを失って、自信をなくしている人が多いように思います。志を持っている若者には、「もうちょっとゆっくりでもいいんだよ」と声掛けし、背中を押してあげたいです。個別相談を受けることは今も多いですが、もう少しオープンなかたちで展開しなければと思っています。

(文責:棟朝)

【レポート】『社会事業家100人インタビュー』(特)北見NPOサポートセンター 谷井貞夫 氏

第27回『社会事業家100人インタビュー』
「先輩社会事業家のビジネスモデルを学ぶ」

2014年5月23日(月)19時~21時 
於:(特)ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)事務所

ゲスト: 谷井貞夫様  (特)北見NPOサポートセンター 理事長 
~北見に学ぶ地域社会のフレームづくり~

 

 

 

<プロフィール>

大学卒業後、建設会社の技術員として23年間、全国各地の建設現場を経験した後、中途退職して北見市に帰郷。人口12万5千人の北海道オホーツク海沿岸部の市で、民設民営の中間支援組織として北見NPOサポートセンターを設立。

NPOや市民活動の支援にとどまらず、地域の高齢者支援と子育て支援を同時に行う駄菓子屋併設のグループホーム兼デイサービス施設の開設や、障碍児を持つシングルマザーのためのカフェなど、地域の課題・住民の課題に即して地域づくりを進めた結果、複数の「地域共生型福祉施設」の開設を手掛け、幅広い事業を展開している。

 

<今回のインタビューのポイント>(IIHOE 川北)

地域社会の課題に向き合う中間支援組織が、住民のくらしにどう関わり、地域社会のフレームづくりをどう進めていくか。その構想をどうやって実現させたのか。地域の「コーディネーター」の役割とは何か。地域づくりや市民活動の支援に関わる人はもとより、地域密着型、共生型福祉のあり方を模索する人にぜひ学んでいただきたい。

 

信用は「目に見える」もので得る

北海道北見市は、オホーツク沿岸では最も人口が多く、都会からの転勤者やUターン者もいる中堅都市です。とはいっても、高齢化を背景に地域にニーズがありながら、それを支えるNPOの数が今以上に増えることは余り期待できず、また、NPOの中間支援組織が指定管理者となるような施設もありません。そんな中で、我々、北見NPOサポートセンターが担うべき仕事は、今、活動しているNPOが、より地域からの信頼を高めて、より地域に大きな影響を与えられる団体になるよう成長を促すことだと考えています。

NPOが良い活動をしていても、地域の人はなかなか評価してくれませんし、理念や言葉だけで信用してもらうことも難しいです。地域の人の信頼を得るには「目に見える」ものも大切です。2008年頃までは、北見市のNPOは小さな一軒家を借りて活動しているような小規模なところが多く、大きい団体でも年間予算3千万円程度。やりたいことがあっても、地域での認知度も低く、どうしたらいいだろうというのが共通の悩みでした。地域にニーズはあるのだから、それに対して何をやりたいのかというイメージは、常に膨らませていました。

そんなときに、道庁からある法人に電話があり、厚生労働省が実施する地域介護・福祉空間整備等交付金について知りました。高齢者と障碍者、子育て中の人、片親家庭等を複合的に支援する福祉サービス事業のための施設の新築・改築費用を3千万円まで交付するというものです。北見NPOサポートセンターは、北見市と近隣の網走市で、NPOがその交付金を上手く活用して地域で必要な事業を新しく始めたり、運営していくことを手伝ってきました。現在、北見市周辺では、4法人7施設が交付を受けて、それぞれの地域のニーズに応える共生型事業を運営しています。

 

2011年に新設した夕陽ケ丘オレンジスタジオは、(特)耳をすませばが運営しています。有償ボランティアによる子どもの一時預かり等子育て支援を基盤に、スタジオでの運動教室や野菜ソムリエによる料理教室、健康づくりの講師派遣等で、健康コミュニティづくりを目指しています。きれいな調理室を使って、農協や地域の経済団体を巻き込んで実施した「アラフォー婚活クッキング」は大変好評でした。

(特)とむての森は居宅介護事業等の高齢者、障碍者支援を行っており、北見市では老舗のNPOです。2008年に交付金を活用して下宿アパートだった建物を改装し、共生型多機能施設「ふれあい@とむてホーム」を始めました。グループホームではなくて、独りでは生活困難な高齢者や障碍者がサポーターとともに生活する住居です。

2012年には就労継続支援B型事業として、障碍者の就労・研修の場となるベーカリーカフェローフをオープン。北見市の特産の玉ねぎを使ったオニオングラタンや香味野菜とビーフシチュー等の料理は地元のグルメ雑誌に取り上げられ、北見市内では話題のカフェになりました。この場所が障碍者支援を目的としている場所だとは知らないお客様もたくさんいます。そういう印象を与えない外観や内装にこだわりました。

 

施設の見た目が立派であることやセンスが良いことは、地域の人からの信用を高め、その団体に関わりたい、利用したいという気持ちをおこします。活動を地域の人に見られることで、団体もまた、成長できます。各団体が実現したい「安心な社会のイメージ」を「見える化」することで、団体が本当に信頼されるNPOへと成長していく、その過程の最初のドライブに、交付金を使っています。いずれの団体も、事業を継続する工夫は自分達でおこない、イニシャルコストにのみ公的支援を戦略的に活用しました。

 

理想の地域の姿に向けて準備する

地域介護・福祉空間整備等交付金は、市町村から国への提案事業に対して認められるもので、市町村と施設を運営するNPOが協力して申請する必要があります。市町村とNPOの間に、高齢者支援と共生の分野で地域にニーズがあることに共通の理解があれば、どこの地域でも申請できるのですが、過去の交付実績をみると、自治体によって相当な偏りがみられます。これは、この交付金活用に対する市町村の積極性に左右されているためといえますが、交付を受けると最低10年間は施設を継続できなければ、交付金を国に返還する義務もあるため、慎重にならざるを得ない市町村の姿勢も理解できます。そんな市町村に対して、地域のNPOの信用保証を行うのが、我々のような中間支援組織の役割であり、また、10年間運営を継続していけるよう必要なマネジメント支援を行うことが仕事だと考えます。

新築・改築費用に一施設あたり3千万円。もともと、介護事業者向けの交付金なので、高齢者支援は必ず事業に入れる必要がありますが、障碍者、子育て、シングルマザー、どのような組み合わせでもよいので共生型支援に使うことが条件です。地域に共生型のニーズが無いわけがないのです。自分達だけではできませんが、支援を担えるNPOと市町村の理解があれば自由度高く使える予算です。この交付金を受ける前は、年間予算3千万円だったNPOが、現在では2億円を超え、道内でも有数の団体に成長したところもあります。

実は、最初に共生型事業の提案をしてみないかと声がかかった時点で、締め切りまで1週間程の時間しかありませんでした。見積書や図面の作成に奔走しましたが、私の建設業界での経験も活き、中間支援組織として本来の仕事をしたと思います。地域のNPOとともに、こんなところで、こんなことができたらいいね、というイメージを膨らませていたからこそ、急な話にも対応でき、応募することができました。

準備がなければ、手を挙げることもできません。チャンスの神様の前髪は絶対に捕まえる。理想とする社会のイメージは、実現できる、出来ないにかかわらず、準備しておくことが大事だと改めて思いました。現場のNPOは日々の活動で精一杯になりがちですが、第2、第3のチャンスのために、どうしようというイメージは常に考えておけと、地域で言いきかせています。準備を怠らなかった団体は機会をつかんでいます。

 

地域の資源を組み合わせる

前述の(特)とむての森では、カフェが入居している2件目の共生型施設「ふれあい@あったかホーム」には、高齢者や自立を目指す障碍者のための居住と、障碍のある子どもを持つシングルマザーのための住居があります。母親はカフェで働きながら子どもと暮らすことができます。また、3件目の「ふれあい@しゅんこうホーム」では高齢者、障碍者とともに暮らす大学生を募集し、近隣の大学と提携して、学生が安く住める部屋を提供しています。同時に、北見工業大学、日赤北海道看護大学の学生ボランティアをコーディネートする事務局もおこない、学生たちによる除雪や草刈活動は地域の独居高齢者や町内会に喜ばれています。

カフェに相談に訪れる親御さんたちの障碍のある子ども達が成長したら、カフェだけで雇用し続けることは難しいので「みんなの畑こんね」を作って、北見市と農林水産省から5千万円の予算を受け、農業での福祉的雇用に取り組んでいます。

(特)みんとけあは訪問介護・居宅介護事業を展開する事業所です。高齢者施設「地域共生ホームかえで」に駄菓子屋を併設し、高齢者と子ども達のふれあいの場づくりをしていることが特徴です。また、「ライフシェアきらり」では、アートな演出で個性的な店舗を、障碍者の就労継続支援B型事業として運営し、隠れ家的な雰囲気のある場所でサンドイッチやスープを提供しています。この施設では、シングルマザーは就労ができても試用期間が終わるまでは安定した住居を確保することが難しいという悩みを受け入れ、試用期間の間も住むことができる居住スペースを提供しています。

(特)ふれあいインさろまでは「街の駅わかさ・のどかⅡ」を設立。高齢者や障碍者、地域のだれもが助け合う共生を目指すコミュニティカフェを開いていて、地元の食材をつかったかぼちゃ蒸しパンの作成など、生産的な活動を地域のおばちゃんを集めて行っています。

7施設に共通点は無いようにも見えますが、どの施設もその地域の事情にあわせて必要なことを行っているので、初期費用があれば、自分達で継続できるのです。

最後に、北見NPOサポートセンターの事業を紹介します。地域のNPOを支援する仕事の他、金融機関や中小企業診断士、大学、野菜ソムリエ等の専門家の協力を得て、地域資源に付加価値をつけて都市部で販売し、新たな特産物を創ろうという事業に参画しています。唐辛子、スープ、ジャム等をつくり、東京都江東区の区民祭りに出展したところ、3日分として用意したものが1時間で売り切れました。市場の面白さを発見した地域の人たちに、商売に対する色気がでてきて、雰囲気が変わってきています。

また、農林水産省の補助事業で「農を活用した共生地域社会づくりプロジェクト」にも取り組んでいます。地域の空地を利用し、農業をしたい元気な高齢者に生きがいとしての農作業をつうじて地域コミュニティに参画してもらい、地域の健康を高める狙いがあります。生産物は加工して販売、その収益は地域に還元する助け合いのしくみづくりの全体のコーディネーションを北見NPOサポートセンターが担っています。

様々な資源をコーディネートするのが中間支援組織の仕事ですし、経済団体や大学、住民組織等、多様な人達と一緒に事業に取り組むことで、NPOに対する信用も徐々に得ているという手ごたえもでてきました。

 

(文責:前川)

 

第31回社会事業家100人インタビュー 7月19日(土) @静岡 開催決定!!

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◆社会事業家100人インタビュー 第31回
 7月19日(土)16:00~17:30 @静岡

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~「自分ができること」から
 「問題の解決のために必要なこと」へ~
(特)Homedoor 理事長 川口加奈様

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日本には、世界に紹介したい社会事業家がたくさんいます。
新たなビジネスモデルを創りだした先輩社会事業家100人に、そのビジネス
モデルを確立した経緯、事業として成り立たせていく段階での経験談を掘り
下げてお聞きする『社会事業家100人インタビュー』。
今回は、「ホームレス状態を生み出さない日本」を目指して大阪で活動する
若手社会事業家、(特)Homedoor の川口加奈さんにインタビューします。

*7月19日は(特)男女共同参画フォーラムしずおかさんと一般社団法人
ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)、IIHOE [人と組織と地球
のための国際研究所]の協働事業として静岡で開催します。

sb100homedoor.jpg

フォーラムしずおかさんのHPはこちら!

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14歳の中学2年生のときに参加した炊き出しの現場で、大阪市内でひどいとき
には年間200人ものホームレスの方が路上で凍死や餓死をしている現実を知っ
たことからホームレス支援の活動を始めた川口さん。

「自分なりにできること」の活動から、「ホームレス状態そのものの解決の
ために必要なこと」が何かを考えた結果、2012年4月からホームレス問題・
自転車問題を解決するプロジェクトとして、HUBchariを開始。
多くのホームレスの方々の特技である自転車修理を活かしたシェアサイクル
システムをつくり、現在大阪市内で9拠点(相互乗り入れ拠点を含めると20
拠点)でレンタサイクル事業を展開。ホームレスの方々に雇用を生み出すと
ともに自転車のシェアリングによる自転車問題の解決も目指している。

また、不要になったビニール傘を修理してHUBgasaとしてリメイクして販売
する事業も開始したほか、日雇い労働者やホームレス、生活保護受給者の数が
日本で一番多い釜ヶ崎とその周辺を歩きながらその背景について知り、ホーム
レス支援の最前線と歴史を知ってもらうためのワークショップ「釜Meets」や
釜歩き」も実施している。

ホームレスの「おっちゃん」たちとの関わりの中で、「自分ができること」の
支援から「問題の解決のために必要なこと」へ舵をきったその背景にはどんな
気づきがあったのか。
HUBchari事業立上げの裏には、どんな課題があり、どのように支援を集めて
いったのか。
起業してからの事業の成り立たせ方とこれからの課題を伺います。

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● ゲスト:川口加奈様 (特)Homedoor 理事長
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ゲストプロフィール:
14歳でホームレス問題に出会い、ホームレス襲撃事件の根絶をめざし、炊出し
や100人ワークショップなどの活動を開始。19歳でHomedoorを設立し、シェア
サイクルHUBchari事業で元ホームレスや生活保護受給者累計56名に就労リハビリ
を提供する。
ウーマン・オブ・ザ・イヤー2013若手リーダー部門選出。
現在、23歳。大阪市立大学卒業。1991年大阪府生まれ。

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● 開催概要
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日時:7月19日(土) 16:00~17:30

会 場:アイセル21(葵区東草深町3-18)
http://aicel21.jp/

定 員:約40人(先着順)

参加費:1,500円(参加費は当日、受付にて徴収させていただきます)
  ※うち500円は、ゲストの指定する団体等に寄付させていただきます。

対 象:社会事業家として事業を始めている方、これから始めようとされている方、
ビジネスモデルの作り方を先輩社会事業家から学びたい方。

共催:(特)男女共同参画フォーラムしずおか
   一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)
   IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]

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● プログラム
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◇ ゲストのご紹介、趣旨説明
◇ ゲストご自身からビジネスモデルの紹介
◇ インタビュー
  インタビュアー:ソーシャルビジネス・ネットワーク理事、  
  IIHOE代表者 川北秀人
◇ 参加者からの質疑応答

・参加者からの質疑応答の時間を設けますので、
 ご参加いただく方は1人1回はご質問ください。

・ゲストの事業についてご理解いただくために、事前資料をお送りします。
(参加申込いただいた方にご連絡します。)

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● 申込みについて
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下記URLのフォーマットに記入の上、7月15日(火)までにお送りください。
定員になり次第、締切らせていただきますので、お早目にお申込みください。

http://goo.gl/skWyL

※開けない場合は、メールにて、お名前、ご所属、ご連絡先(eメール、電話番号)
を書いてお送りください。
送付先 hoshino.iihoe(a)gmail.com *(a)を@に直してお送りください。

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【お問い合わせ先】
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 IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 担当:星野
 hoshino.iihoe(a)gmail.com *(a)を@に直してお送りください。
070-6971-3523

※本事業はSBN理事を務めるIIHOE川北と、SBNとの協働事業のため、
申込対応業務をIIHOEにて担当しています。

◇本プロジェクトのfacebookページ
 http://www.facebook.com/100JapaneseSocialEntrepreneurs
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100人インタビュー 第32回・第33回・第34回 の開催日時とゲストが決定いたしました!!

社会事業家100人インタビュー 

第32回・第33回・第34回 の開催日時とゲストが決定いたしました!!

内容や開催場所など詳細につきましては決定次第、随時ホームページ上にてご連絡いたします。

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第32回 8月3日(日)@名古屋 エンド・ゴール 大久保様

第33回 8月27日(水)@岡山 かのさと体験観光協会 仲田様

第34回 9月17日(水)@ETICケアセンターやわらぎ 石川様

第30回社会事業家100人インタビュー6月24日(火)  @横浜開催決定!!

◆社会事業家100人インタビュー 第30回
 6月24日(火) 18:40~20:40 @横浜開催!
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~自分たちの手で、
  このまちを福祉豊かなまちにする~
  ぐるーぷ藤 理事長 鷲尾公子様

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日本には、世界に紹介したい社会事業家がたくさんいます。
新たなビジネスモデルを創りだした先輩社会事業家100人に、そのビジネス
モデルを確立した経緯、事業として成り立たせていく段階での経験談を掘り
下げてお聞きする『社会事業家100人インタビュー』。
ついに30人目となる今回は、
神奈川県藤沢市で介護保険事業や障がい者自立支援事業を手がけながら、
市民による地域包括ケアを実現している 認定NPO法人 ぐるーぷ藤
の鷲尾公子様に、横浜でお話を伺います。

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歳をとっても、病気になっても、障がいがあっても、自分らしく安心して
暮らせるまちをつくりたいと、主婦5人で市民同士のたすけあいの組織を
1992年に設立。訪問介護事業、地域の助け合い事業に取り組まれてきた鷲尾さん。

藤沢を福祉豊かなまちにしようと、2000年から介護保険事業に参入し、
2か所で3種類の通所介護施設を開所したほか、障がい者自立支援事業も
手がけてきた。

2007年10月には、高齢者や精神障がい者のグループホーム、幼児園、
コミュニティレストランなどが一つの建物に入った複合型福祉マンション
ぐるーぷ藤一番館・藤が岡」を建設。当時資産ゼロの状態から、総工費
5億円を調達するためにコミュニティファンドを立上げ、2か月で9900万円
の資金を集める。そこに裏打ちされた地域からの信頼を背景として、金融
機関等からの融資を得、総工費を調達。
1階に総合相談窓口と相談室、コミュニティレストラン、幼児施設、複合型
介護施設、2階に訪問看護ステーション、複合型ショートステイ、精神障がい
グループホーム、そして3・4階に高齢者住宅が入る複合型福祉マンション
が実現した。

歳をとっても、病気になっても、障がいがあっても、自分らしく暮らしたい
という自分たちの願いを原点として、事業性と両立した市民参加型福祉を追及
してきた、ぐるーぷ藤。
「このまちを福祉ゆたかなまちに」という思いを市民の手で実現させた取り組
みの背景を学びます。

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● ゲスト:鷲尾公子様
認定NPO法人 ぐるーぷ藤 理事長 

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ゲストプロフィール:
母親の介護を7年間経験し、最期まで自分らしく暮らせる街を創るにはどうす
べきか専業主婦5人で話合い、助け合い活動を始める。この間市民の様々な
ニーズを聞き取り、市民による市民のための福祉マンションを作る事を決意する。
2007年、高齢者住宅や精神障がい者のグループホーム、幼児園、レストランなど
が一つの建物に入った複合型福祉マンション「ぐるーぷ藤一番館・藤が岡」を建設。
総工費5億円の大半は融資と地域住民による出資で調達した。
現在、二番館建設に向けて準備中。

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● 開催概要
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日時:6月24日(火)18:40~20:40 (開場18:20)

場所:横浜市市民活動支援センター セミナールーム1
(横浜市中区桜木町1-1-56 クリーンセンタービル4F)
桜木町駅徒歩7分
 地図はこちら

定員:20名

参加費:  
 SBN会員: 1,500円
 SBN非会員: 2,500円
  https://socialbusiness-net.com/

※うち500円は、ゲストの指定する寄付先に寄付させていただきます。
 (参加費は当日、受付にて徴収させていただきます)

※同日にSBN会員申込していただくと、会員価格でご参加できます。

対象:社会事業家として事業を始めている方、これから始めようとされている方
ビジネスモデルの作り方を先輩社会事業家から学びたい方

主催:一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)
   IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]
協力:(特)市民セクターよこはま

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● プログラム
───────────────────────────────────

◇ ゲストのご紹介、趣旨説明
◇ ゲストご自身からビジネスモデルの紹介
◇ インタビュー
  インタビュアー:ソーシャルビジネス・ネットワーク理事、  
  IIHOE代表者 川北秀人
◇ 参加者からの質疑応答

・参加者からの質疑応答の時間を設けますので、
 ご参加いただく方は1人1回はご質問ください。

・ゲストの事業についてご理解いただくために、事前資料をお送りします。
(参加申込いただいた方にご連絡します。)

・終了後は希望する方のみで近くの居酒屋にて懇親会を開催します。
(21:00~ 1時間半程度。実費負担。申込者に詳細ご連絡します)

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● 申込みについて
───────────────────────────────────

下記URLのフォーマットに記入の上、6月23日(月)までにお送りください。
定員になり次第、締切らせていただきますので、お早目にお申込みください。

http://goo.gl/skWyL

※開けない場合は、メールにて、お名前、ご所属、ご連絡先(eメール、電話番号)、
SBN会員有無、懇親会参加可否 を書いてお送りください。
送付先 hoshino.iihoe(a)gmail.com *(a)を@に直してお送りください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【お問い合わせ先】
—————————————————————-
 IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 担当:星野
 hoshino.iihoe(a)gmail.com *(a)を@に直してお送りください。
 070-6971-3523

※本事業はSBN理事を務めるIIHOE川北と、SBNとの協働事業のため、
申込対応業務をIIHOEにて担当しています。

◇本プロジェクトのfacebookページ
 http://www.facebook.com/100JapaneseSocialEntrepreneurs

急遽開催決定!! 第29回社会事業家100人インタビュー5月28日(水)

◆社会事業家100人インタビュー 第29回
 2014年5月28日(水)19:00~21:00

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~海を渡る沖縄発のリサイクル・環境教育~
 古我知 浩 様 
  沖縄リサイクル運動市民の会 代表 
  (特)エコ・ビジョン沖縄 理事長
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆

先輩社会事業家からビジネスモデルを学ぶための本企画。
今回は、沖縄リサイクル運動市民の会代表の古我知様の上京に合わせ、
急遽開催が決まりました。
古我知様のお話を東京で聞ける貴重なこの機会、ぜひご参加ご検討ください!

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● ゲスト:古我知 浩(こがち・ひろし)様
    沖縄リサイクル運動市民の会 代表 
    (特)エコ・ビジョン沖縄 理事長
─────────────────────────────────
プロフィール(ご本人より):
沖縄生まれの沖縄育ち。学生時代に、シルクロード、ヨーロッパを放浪。
アジアでは酒煙草などの販売。北欧では露天でのアクセサリー販売で旅費を
稼ぐ。世界の貧富の差を実感し、社会に疑問を持ち大学卒業後も就職意欲が
わかず、フリーターへ。1982年突然、一人で、オンボロトラックを購入し、
廃品回収業を始める。

1983年沖縄リサイクル運動市民の会設立に参画。1984年代表就任。
県内各地でのフリーマーケットの開催や不用品データバンクの開設等、
市民が不用品を活かす場をつくり続けてきた。那覇市での月1回の「フリー
マーケットinパレットくもじ」の定期開催は11年間(通算130回)に及んだ。

そのほか有機農産物販売、リサイクル事業組合設立の支援、NPO活動支援
センターの運営等もおこない、多岐にわたる事業を展開。

環境教育にも力を注ぎ、子どもたちが自分で考えることを目的に、環境教育
プログラムの「買い物ゲーム」を考案。環境学習支援サービス実施体制を構
築し、10年以上にわたり学校で出前授業を続けており、現在まで2万人以上
の子供たちが体験している。近年では、マレーシアやカリブ諸国などでも実施。

1995年食品循環養豚プロジェクト「くいまーる」を立上げ、食品残渣の飼料
化、堆肥化のサービスを事業化。現在、「くいまーる事業協同組合」を設立し
理事長に就任。

国内活動が評価され、国際協力機構(JICA)の委託事業として、途上国
への廃棄物管理の技術支援として、ベトナムやカリブ諸国(行政職員やNGO
スタッフ)の研修実施やトンガにおけるリサイクル事業の確立支援などに取り
組んでいる。

2000年に(特)エコ・ビジョン沖縄を設立、活動の幅を広げている。
一方、1986年から障がい者の働く場づくりとして共同作業所の仕事作りに協力。
1999年福祉法人設立に伴い、理事に就任。

最近では、30年間、想いを事業やムーブメントを立ち上げてきた経験を活かし、
NPOなどの経営者からの相談依頼にも対応するなど、しぶとく活動中。

沖縄リサイクル運動市民の会 代表 
特定非営利活動法人エコ・ビジョン沖縄 理事長
社会福祉法人 若竹福祉会 理事
くいまーる事業協同組合 理事長 
・環境カウンセラー、3Rマイスター

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● 開催概要
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日時:2014年5月28日(水)19:00~21:00

場所:ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)事務所
東京都港区南青山1-20-15 ROCK 1st
ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)事務所
(地下鉄千代田線 乃木坂駅 3番出口より徒歩3分)
https://socialbusiness-net.com/about/access

定員:15名

参加費:  
 SBN会員: 1,500円
 SBN非会員: 2,500円
  https://socialbusiness-net.com/

※うち500円は、ゲストの指定する寄付先に寄付させていただきます。
 (参加費は当日、受付にて徴収させていただきます)

※同日にSBN会員申込していただくと、会員価格でご参加できます。

対象:社会事業家として事業を始めている方、これから始めようとされている方
ビジネスモデルの作り方を先輩社会事業家から学びたい方

主催:一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)
   IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]

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● プログラム
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◇ ゲストのご紹介、趣旨説明
◇ ゲストご自身からビジネスモデルの紹介
◇ インタビュー
  インタビュアー:ソーシャルビジネス・ネットワーク理事、  
  IIHOE代表者 川北秀人
◇ 参加者からの質疑応答

・参加者からの質疑応答の時間を設けますので、
 ご参加いただく方は1人1回はご質問ください。

・ゲストの事業についてご理解いただくために、事前資料をお送りします。
(参加申込いただいた方にご連絡します。)

・希望者の方は終了後に1時間程度懇親会にご参加いただけます。
(同会場にて。2000円程度予定)

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● 申込みについて
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下記URLの
フォーマットに記入の上、5月27日(火)までにお送りください。
定員になり次第、締切らせていただきますので、お早目にお申込
みください。

http://goo.gl/skWyL

※開けない場合は、メールにて、お名前、ご所属、ご連絡先(eメール、電話番号)、
SBN会員有無、懇親会参加可否 を書いてお送りください。
送付先 hoshino.iihoe(a)gmail.com *(a)を@に直してお送りください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【お問い合わせ先】
———————————————————————–
 IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 担当:星野
 hoshino.iihoe(a)gmail.com *(a)を@に直してお送りください。
070-6971-3523

※本事業はSBN理事を務めるIIHOE川北と、SBNとの協働事業のため、
申込対応業務をIIHOEにて担当しています。

◇本プロジェクトのfacebookページ
 http://www.facebook.com/100JapaneseSocialEntrepreneurs

6/27(金)課題先進国会議ステージⅡ参加者募集

課題先進国会議ステージⅡ
~震災の年に生まれた子供たちの20歳の年に、どんな未来を渡すのか?~

東日本大震災と原発事故をきっかけに、“課題先進国”としての姿が露呈した日本。

私たちは昨年度、社会的企業家 熊野英介さん(ソーシャルビジネス・ネットワーク副代表理事、アミタホールディングス株式会社 代表取締役会長兼社長)をモデレーターに、時に社会学者を招き、時にソーシャルシネマを鑑賞することで、現代社会の問題とその要因を見つめ、「これから私たちはどうしていったらよいのか」について、会場と語り合うトークセッション“課題先進国会議”を展開してきました。

今年度はステージⅡとして、生き方、働き方を見直し変えた方々や、人や地球に優しい心地よい生き方、働き方、暮らし方を実践している方々をゲストにお招きし、問題意識、価値観、実践の仕方などについて参加者と共有し、「震災の年に生まれた子供たちの20歳の年に、どんな未来を渡すのか?」について会場と共に考えていくトークセッションとして展開します。

第1回目はオープニング記念セッションとし、石見銀山より群言堂(株式会社石見銀山生活文化研究所)研究所所長の松場登美さんをお招きし、人や地球に優しい、これからの生き方や働き方について、事例紹介を含めて、問題意識、価値観、実践の仕方などについてお話いただきます。

ぜひご参加ください。

【展開概要】

  • ●日時:6月27日(金)19時~21時(終了後、懇親会を予定しています)
  • ●会場:アミタホールディングス株式会社 東京本店(市ヶ谷駅より徒歩5分)
  • ●募集人数:30名(申し込み多数の場合は先着順とさせていただきます)
  • ●参加費:会員)500円、非会員)1,000円
  • ●共催:一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク、公益財団法人信頼資本財団
  • ●協力:アミタホールディングス株式会社
  • ●連絡先:一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク(担当)石井 e-mail: ishii@socialbusiness-net.com / ℡:03-6820-6300
     

【プロフィール】

  • ●松場登美さん
  • 1949年、三重県生まれ。1981年、夫のふるさと島根県大田市大森町(石見銀山)に帰郷、内職仕事でためたはぎれを使って、布小物の製造、販売を始める。1989年、雑貨ブランド「ブラハウス」を立ち上げ、当時人口500人だった石見銀山に、築150年の古民家を修復して店舗とする。以来、夫と共に8軒の古民家を修復し、地域の人々が楽しめる場を提案している。石見銀山で暮らし、仕事をしていく中で、田舎暮らしの美しい文化を伝えていきたいと考え、1998年、株式会社石見銀山生活文化研究所を設立、群言堂として、商品の企画、製造販売を手がけ、全国の百貨店などで展開している。国内の素材にこだわった着心地のよい商品が人気を集め、土地に根ざしたものづくりのよさを全国に発信している。現在は10年かけて修復した築220年の武家屋敷「阿部家」で暮らしながら古きよき時代の良さを大切にしながらも、新しい価値観を提案する暮らしの場「暮らす宿 他郷阿部家」として、宿の営業も行っている。 
  • 主なメディア
  • 国土交通省 観光カリスマ百選の一員に任命される。
  • 日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2008 総合3位」受賞
  • テレビ東京「ソロモン流」に出演 など 多数
     
  • ●熊野英介さん
  • 1956 年兵庫県出身。アミタホールディングス株式会社代表取締役会長兼社長。「持続可能社会の実現」を掲げ、他社に先駆け再資源化事業を開始。総合環境ソリューション企業として事業領域を拡大している。その活動は、企業の廃棄物処理の計画・運用から、環境コンサルティング、循環社会モデル事業、環境教育事業まで多岐にわたる。
     

***お申し込みはこちらからお願いします。

 

第28回社会事業家100人インタビュー6月6日(金)に開催決定!!

社会事業家の先輩にビジネスモデルを学ぶ!

第28回社会事業家100人インタビューが6月6日(金) に開催される事が決定しました。

社会事業家100人インタビュー 第28回(ゲスト:東京シューレ 奥地圭子様 中村国生様)

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◆社会事業家100人インタビュー 第28回
 2014年6月6日(金)19:00~21:00

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~「学校」だけでない、教育を受ける選択肢を提供する~

(特)東京シューレ 理事長 奥地圭子様 
          事務局長 中村国生様
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆

先輩社会事業家からビジネスモデルを学ぶための本企画。
今回は「フリースクール」や「新しいタイプの私立中学校」などを開設して
子ども・若者の学びや成長を支援する、(特)東京シューレ 理事長 奥地圭子様
と事務局長・理事 の中村国生様がゲストです。
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教員であった自身の子どもの登校拒否体験と、当時国立国府台病院児童精神科医
だった渡辺位さんとの出会いから1984年に親の会「登校拒否を考える会」の活動を
開始。その活動の中から学校外の子どもの居場所・フリースクール「東京シューレ
を開設した奥地さん。

フリースクールへの社会の理解がまだ乏しかった設立当初から、さまざまな事情で
学校に行かない・行けない子どもたちが、安心して学び育つ場を作り、守り続けてきた。
現在では東京都内で2か所、千葉県で1か所の計3か所の通いの場(フリースクール)
を設けながら、ホームエデュケーション(家で過ごし、学ぶ)の支援や親・保護者へ
の活動など多様な事業を通して、子どもの成長を総合的に支援している。

2007年には国の特区制度を利用し、東京シューレ葛飾中学校を開設。
従来の「学校」、学習指導要領にとらわれない新しいタイプの私立中学校をつくること
で、学校に行かない・行けない子どもたちが教育を受ける方法を自分で選択し、育つ場
を提供している。

社会からの理解の乏しい段階からどのようにフリースクールへの理解を広めてきたのか、
規制の厳しい分野でどのように規制緩和を働きかけ、中学校設立を決めたのか。

自身でフリースクールの場をつくり広めただけでなく、フリースクールを公教育の中に
位置付け、国の制度を動かした東京シューレ理事長の奥地さんと、事務局長である
中村さんに、これまでの経緯と行動の背景を伺います。

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● ゲスト:(特)東京シューレ 
       理事長 奥地圭子様
       事務局長・理事  中村国生様

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ゲストプロフィール:
奥地圭子様

わが子の不登校を機に1984年親の会「登校拒否を考える会」を設立、
22年間勤めた公立小学校教員を辞し1985年「東京シューレ」を開設。
学校法人東京シューレ学園理事長・東京シューレ葛飾中学校校長、
NPO法人フリースクール全国ネットワーク、NPO法人登校拒否・不登校を
考える全国ネットワーク、NPO法人全国不登校新聞社の各代表理事、
多様な学び保障法を実現する会共同代表。
『僕は僕でよかったんだ~学校に行かなかった32人との再会』、
『子どもをいちばん大切にする学校』、『不登校という生き方』等著書多数。

中村国生様
1992年東京シューレに参画、自身の2人の子どもも東京シューレに在籍中。
NPO法人東京シューレ、多様な学び保障法を実現する会の事務局長。

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● 開催概要
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日時:2014年6月6日(金)19:00~21:00

場所:ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)事務所
東京都港区南青山1-20-15 ROCK 1st
ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)事務所
(地下鉄千代田線 乃木坂駅 3番出口より徒歩3分)
https://socialbusiness-net.com/about/access

定員:15名

参加費:  
 SBN会員: 1,500円
 SBN非会員: 2,500円
  https://socialbusiness-net.com/

※うち500円は、ゲストの指定する寄付先に寄付させていただきます。
 (参加費は当日、受付にて徴収させていただきます)

※同日にSBN会員申込していただくと、会員価格でご参加できます。

対象:
社会事業家として事業を始めている方、これから始めようとされている方
ビジネスモデルの作り方を先輩社会事業家から学びたい方

主催:一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)
   IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]

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● プログラム
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◇ ゲストのご紹介、趣旨説明
◇ ゲストご自身からビジネスモデルの紹介
◇ インタビュー
  インタビュアー:ソーシャルビジネス・ネットワーク理事、  
  IIHOE代表者 川北秀人
◇ 参加者からの質疑応答

・参加者からの質疑応答の時間を設けますので、
 ご参加いただく方は1人1回はご質問ください。

・ゲストの事業についてご理解いただくために、事前資料をお送りします。
(参加申込いただいた方にご連絡します。)

・希望者の方は終了後に1時間程度懇親会にご参加いただけます。
(同会場にて。2000円程度予定)

───────────────────────────────────
● 申込みについて
───────────────────────────────────

下記URLのフォーマットに記入の上、6月5日(木)までにお送りください。
定員になり次第、締切らせていただきますので、お早目にお申込みください。

http://goo.gl/skWyL

※開けない場合は、メールにて、お名前、ご所属、ご連絡先(eメール、電話番号)、
SBN会員有無、懇親会参加可否 を書いてお送りください。
送付先 hoshino.iihoe(a)gmail.com *(a)を@に直してお送りください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【お問い合わせ先】
———————————————————————–
 IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 担当:星野
 070-6971-3523
 hoshino.iihoe(a)gmail.com *(a)を@に直してお送りください。

※本事業はSBN理事を務めるIIHOE川北と、SBNとの協働事業のため、
申込対応業務をIIHOEにて担当しています。

◇本プロジェクトのfacebookページ
 http://www.facebook.com/100JapaneseSocialEntrepreneurs

 

 

第27回社会事業家100人インタビュー5月23日(金)に開催決定!!

社会事業家の先輩にビジネスモデルを学ぶ!

第27回社会事業家100人インタビューが5月23日(金) に開催される事が決定しました。

社会事業家100人インタビュー第27回(5/23)のゲストは北見NPOサポートセンター 谷井貞夫様!

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◆社会事業家100人インタビュー 第27回
 5月23日(金)19:00~21:00

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~北見に学ぶ地域社会のフレームづくり~
(特)北見NPOサポートセンター
 理事長 谷井貞夫様

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆

先輩社会事業家からビジネスモデルを学ぶための本企画。
今回は北見NPOサポートセンターの谷井貞夫様がゲストです!

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人口12万5千人の北海道オホーツク海沿岸部の市、北見市の中間支援
組織として民設民営で設立された北見NPOサポートセンター

NPOや市民活動の支援だけにとどまらず、地域の高齢者支援と子育
て支援を同時に行う駄菓子屋併設のグループホーム兼デイサービス
施設の開設や、障碍児を持つシングルマザーのためのカフェなど、
地域の課題・住民の課題に即して地域づくりを進めた結果、複数の
「地域共生型福祉施設」の開設を手掛け、幅広い事業を展開している。

地域社会の課題に向き合う中間支援組織が、住民のくらしにどう
関わり、地域社会のフレームづくりをどう進めていくか。
その構想をどうやって実現させたのか。
地域の「コーディネーター」の役割とは何か。

地域づくりや市民活動の支援に関わる人はもとより、地域密着型、
共生型福祉のあり方を模索する人にぜひ聞いていただきたい。

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● ゲスト:(特)北見NPOサポートセンター
      理事長 谷井貞夫様
───────────────────────────────────
ゲストプロフィール:
大学卒業後、建設会社の技術員として23年間、全国各地の建設現場を
走り回りました。中途退職で地元に戻り、北見NPOサポートセンター
を立ち上げ13年になります。社会事業家という言葉とは、一生無縁で
あったであろう立場から、少しでも語れるような立場に変わったことに
自分で驚いています。周りに集まった人たちと語り合ってきた目標の姿が、
少しずつ北見で現実化しています。社会事業とは無縁だった自分が考える
社会事業の姿を、私たちが挑戦し続けている事業を通してお話ししたいと
思っております。

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● 開催概要
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日時:5月23日(金)19:00~21:00

場所:ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)事務所
東京都港区南青山1-20-15 ROCK 1st
ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)事務所
(地下鉄千代田線 乃木坂駅 3番出口より徒歩3分)
https://socialbusiness-net.com/about/access

定員:15名

参加費:  
 SBN会員: 1,500円
 SBN非会員: 2,500円

※うち500円は、ゲストの指定する寄付先に寄付させていただきます。
 (参加費は当日、受付にて徴収させていただきます)
※同日にSBN会員申込していただくと、会員価格でご参加できます。

対象:
社会事業家として事業を始めている方、これから始めようとされている方
ビジネスモデルの作り方を先輩社会事業家から学びたい方

主催:一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)
   IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]

───────────────────────────────────
● プログラム
───────────────────────────────────

◇ ゲストのご紹介、趣旨説明
◇ ゲストご自身からビジネスモデルの紹介
◇ インタビュー
  インタビュアー:ソーシャルビジネス・ネットワーク理事、  
  IIHOE代表者 川北秀人
◇ 参加者からの質疑応答

・参加者からの質疑応答の時間を設けますので、
 ご参加いただく方は1人1回はご質問ください。

・ゲストの事業についてご理解いただくために、事前資料をお送りします。
(参加申込いただいた方にご連絡します。)

・希望者の方は終了後に1時間程度懇親会にご参加いただけます。
(同会場にて。2000円程度予定)

───────────────────────────────────
● 申込みについて
───────────────────────────────────

下記URLのフォーマットに記入の上、5月22日(木)までにお送りください。
定員になり次第、締切らせていただきますので、お早目にお申込みください。

http://goo.gl/skWyL

※開けない場合は、メールにて、お名前、ご所属、ご連絡先(eメール、電話番号)、
SBN会員有無、懇親会参加可否 を書いてお送りください。
送付先 hoshino.iihoe@gmail.com

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【お問い合わせ先】
———————————————————————–
 IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 担当:星野
 hoshino.iihoe@gmail.com 070-6971-3523

※本事業はSBN理事を務めるIIHOE川北と、SBNとの協働事業のため、
申込対応業務をIIHOEにて担当しています。

◇本プロジェクトのfacebookページ
 http://www.facebook.com/100JapaneseSocialEntrepreneurs

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